日本マウント社の広告マンガ「田舎暮らしお役立ち漫画03」
古民家は木で出来ているのに頑丈なのか？
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古民家は木で出来ているのに頑丈なのか？
「石倉さんお願いします」「うちの嫁をなんとかしてください」
「うっ…うちは不動産屋です夫婦喧嘩の仲裁は専門外でして…」
タイトル：田舎暮らしお役立ち漫画 古民家は木で出来ているのに頑丈なのか？
「あなたがうちの旦那をたぶらかしたんですか？」
「奥様ですか？たぶらかすなんてそんな…」
「困るのよーおたくのホームページ見てからうちの旦那古い家欲しがっちゃって」
ほら古民家っていうの
「あぁなるほど古民家を…」
「やっと退職して家を持てるって時に…この人ったらわざわざ古い家なんて…」
「古いことが不安なようですね」
「そりゃそうよ」「木で出来てるんじゃ地震で倒れそうじゃない」
「古民家について説明を聞いてからゆっくり考えても遅くはないですよ」
「！？」
「木材というのは切ってすぐよりも百年位経ったものの方が丈夫です…」
「切ってから100年位かけて徐々に堅くなり100年目位が一番固く
そこから500〜600年かけて徐々に堅さが落ちてくるのです」
「新築より100年経った古民家の方が丈夫だってことだよナ」
「そんなの本当かどうかわかんないじゃない」
「弊社も百年越えの古民家を扱っております」
「それがどうしたのよ」
「中には関東大震災 東海大地震 河川の氾濫など自然災害にあった古民家もあるのです」
「しかし倒壊を逃れ百年以上残っているのが丈夫さの証です」
「なるほどそりゃ災害に耐えた実績があるってことだ！」
ほらみろお前〜
「そう言われてみればそうだけど…」
「売却された前の持ち主は『代々百歳近くまで生きている』なんて古民家もあります」
「それって…」
「環境がいいんです家や場所や食べ物・習慣など」
「原因は複数あるかもしれませんが」
「そこに住めば長生きしやすい要因が何かある可能性が高いです」
健康管理は私の仕事
「そう言われると気になるわよねえ」
「でも古い家なんて交通の便が悪いに決まってる」
お前そんなー
「買い物が大変なのは断固反対よ！」
「石倉さんなんとか言ってやって下さいよ」
「古民家を解体して別のところで再度組み立てる『再生古民家』という方法があります」
外したパーツの中で使えるものをなるべく使い新たな土地で組み上げる
「街中にも古民家を持っていけます」
「ほらっほらっ大丈夫だろう？」
なっなっ
「場所はお前の都合のいい所にするから」
「しょうがないわねえ…」
「そこまで言うんなら見に行ってもいいわ」
「やったあ〜石倉さん早速良さそうな古民家を紹介して下さい」
日本式家屋に住むのが夢だったんだー
「おまかせください」