すぐに効果を求めるタイプの広告漫画のパターンとは
これまでは、遠まわしにアプローチする広告漫画の話でしたが、
このページでは「すぐに効果を求めるタイプの広告漫画」のパターンについて解説します。
1.問題解決型である
悩んでいるキャラクターが出てきて、途中で広告したい商品やサービスを使用し、
最後はそれにより悩みや問題を解決することで、宣伝になります。 基本はハッピーエンドですが、ギャグタッチの作品などでは、バッドエンドになることもあります。
その場合、ストーリーの初めのころの、元々の悩みは解決し、それとはちがう悩みが出来てしまうなどの
ちょっとしたオチのパターンが多いです。 (たとえば、「人づきあいが苦手な主人公が、会話教室に通い、最後は友人が沢山できるが、奥さんに嫉妬される」など) 2.解説してくれるキャラクターがいる 1.の悩みを解決する過程で、商品やサービスの利点を説明して行くわけですが、
困っている人間が、一人で勝手にぶつぶつ「利点を語っている」というのは不自然なので、 あまり見かけません。
大抵は、利点や、商品そのものを紹介するための「紹介役のキャラクター」を登場させるのですが、 ・店長などが出てきて(顔が似ていれば似顔絵の効果もあります)困っているお客様に説明する
・特徴的なイメージキャラクターが出てきて、困っているお客様に説明する
・知人・友人役が、困っているお客様に解説しする。
などが多いです。 ここで解説者を、「店長や営業・販売スタッフ」にすれば、本人そのものに親しんでもらえる効果が追加されますし。 スタッフが出しにくければ、お店のイメージキャラクターなどを登場させれば、キャラクターに親しみを感じてもらえ、
キャラクターが看板になってくれます。
前のコラム:エンターテイメント作品を広告に生かす